意外とみんな知らない四則演算電卓「M+」や「MRC」や「GT」の使い方

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皆さん四則演算の電卓はお持ちでしょうか?
私は普段関数電卓というもっとすごい電卓を使っているのであまり見ないんですけど関数電卓は逆にすごすぎて国家試験の試験の時などに持ち込みが禁止されているケースが多いです。

そんなとき四則演算の電卓で練習しようとしたらいつもあるけど使い方が分からないボタンが何個かありますよね?

私もよくわからなかったんですが知ってみるとすごく計算が便利になる機能なのでぜひ使ってみてください。

 

四則演算電卓とは? 

カシオ 抗菌電卓 デスクタイプ 12桁 DW-122CL-N

こちらが四則演算電卓です。「M+」や「MRC」や「GT」は普段ついているけど使ったことないですよね。

カシオ 関数電卓 数学自然表示 394関数 10桁 fx-375ES-N ブラック

ちなみに先ほど言っていた関数電卓がこちらです。ボタンが多くて様々な計算ができます。

メモリーキー

M(メモリー)という意味です。記憶するボタンと考えれば大丈夫です。

メモリーキー

M+(メモリープラス)計算結果をメモリーに足します。
M-(メモリーマイナス)計算結果をメモリーから引きます。
MR/RM(メモリーリコール)これまでのメモリーに貯めた計算結果を表します。
MC/CM(メモリークリア)メモリーに貯まった計算結果をクリアします。Cのクリアボタンだけではメモリーは消えないので要注意!!
※MRCやMR/MCという表示一つになっているものは、一回押すとMRでもう一度押すとMCとなります。

計算に挑戦

問.Aくんは500円球を3枚持っていました。お母さんから1000円札を2枚もらいました。A君は御遣いを頼まれて300円のリンゴ4個買ってきました。お金は今いくら持っているでしょう?

合計=500×3+1000×2‐300×4=2300円

すごく簡単でメモリーキー使うほどでもないのですが使っていきます。

「500」「×」「3」「M+」→
「1000」「×」「2」「M+」→
「300」「×」「4」「M‐」→
「MR」=2300

このように計算できます。

グランドトータルキー

GT(グランドトータルキー)と呼びます。
GTボタンのある電卓は「1」「×」「2」「=」と計算すると「2」がでてきてその近くに「G」か「GT」が出ていると思います。これは「=」を押した数値を自動で足してくれます。

計算に挑戦

問題は先ほどと一緒です。

「500」「×」「3」「=」→
「1000」「×」「2」「=」→
「‐」「300」「×」「4」「=」→
「GT」=2300

このように計算できます。

他にも便利な機能

二乗したいときなどありませんか?

そんな時に「2」「×」「2」「=」とかしていませんか?

実は「2」「×」「=」で出すことができます。

応用問題

問.10/√(3^2+4^2)この計算を求めよ

通常版

「3」「×」「3」「=」(9をメモ)

「4」「×」「4」「=」(16をメモ)

「9」「+」「16」「=」「√」(5をメモ)

「10」「÷」「5」「=」(A.2)

こんな感じでメモを取らなくちゃいけません。

特殊キーの利用版

「3」「×」「=」「M+」(9)

「4」「×」「=」「M+」(16)

「MR」「√」(5)

「÷」「=」「=」(0.2)逆数をとっています
「×」「10」「=」(A.2)

メモは一回もとっていません。

このようにメモを取らなくても一発で計算するためにこのボタンたちは存在していたのです。メーカーによっては使い方が若干異なりますので自分の手元にある電卓で試してみてください。

最初はなれないと難しいかもしれませんがなれれば武器になります。是非皆さん使ってみてください。

でわでわ・・・

 

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